ミスチルのニューアルバム『重力と呼吸』をフラゲ 全曲レビューをしてみます
こんばんは!ブリパパです。
会社の帰り道に、待ちに待った、ミスチルのニューアルバムをゲットしたので、早速車や家でヘビロテしています。
デビューから25週年、集大成となるThanksgivingツアーを経て、もう一度ロックバンドとしての原点に立ち返るミスチルの意欲作です!
早速レビューしてみたいと思います^-^
もくじ
『重力と呼吸』
「Your Song」
発売に先駆けて、YouTubeに公開されたこの曲。櫻井さんの雄たけびから始まるロックナンバー。
今のミスチルの、もう一度ロックバンドとしての決意のようなものを感じることができます。
バンドサウンドが前面に出ていて驚きました。大切な人と、一緒に聞きたいですね。
同時発売の、全曲詩集のタイトルにもなっています。
「海にて、心は裸になりたがる」
前曲から引き続き、そのバンドサウンドに驚きました。前作『REFLECTION』からの流れを組むような一曲です。
まるで新人バンドのような、初期衝動すら覚えます。パンキッシュとも言える、アップテンポでシンプルなバンドサウンドです。
サビの「うおーおー」という雄たけびをライブで一緒に歌えたら、気持ち良いだろうな!
「SINGLES」
イントロはピアノが入り、どこか「少年」や「斜陽」にも通じるような、切ない夕焼けがイメージされます。バックで流れる歪んだベースが印象的です。サビではグッと少し明るい曲調に変わり、この対比も素晴らしい。前作『REFLECTION』収録の、「FANTASY」にも通じる切なさがあります。
「here comes my love」
先行して配信されていたナンバー。配信された当時はあまりじっくり聞かなかったのですが、こうしてアルバムに収録されると、ぐっと映えてきますね。重要な意味を持つような気がします。ロックサウンド重視な曲が多い中、ミスチルらしいとも言えるストリングスを多用した壮大な一曲です。
「箱庭」
こういう良い意味で少し力の抜いた、軽やかなミスチルのアルバム曲って好きなんですよね。イントロのギターも。
この曲もいろんな音が入っていますが、今回のアルバムは、ベースやギターが音抜けよく聴こえていて、とても新鮮です。
ホーンとの絡みも気持ちが良いです。ミスチルのこういうラブソングもやっぱり聞きたいですよね。
「addiction」
イントロのダンサブルなピアノ、ドライブするベースが衝撃的でした。「フェイク」や「過去と未来と交信する男」あたりが好きな人が気に入るかもしれません。サビのドラムが独特ですね。この曲はよりバンドサウンドに注目して聴くと面白いです。
「day by day(愛犬クルの物語)」
イントロの歪んだベースからするとダークな曲かと思いきや、そこから一転し、ハードなアルバムの中でも、ポップめのナンバー。ブリちゃんという猫がいる我が家では、(当然のように)愛犬クルを愛猫ブリに置き換えながら聴いています笑
そうすると、この歌詞を読むだけで愛おしくて泣いてしまいます。なんというか、QUEENの「I was born to love you」を感じる曲です!
「秋がくれた切符」
引き続きグッとテンポを落とし、優しいナンバーです。まさにこのアルバムが出たこの10月にぴったり。公園、色づいた木々や、落ち葉と言った情景が浮かびます。壮大な曲も好きだけれど、カーディガンやカバンという身近なアイテムが出てくる、こういう身近な曲って優しくて、柔らかくて、好きだなぁ。
「himawari」
昨年のツアーで初披露されて、そのロックっぷりに圧倒された記憶があります。発売されてからも結構自分好みで、何度も繰り返し聴いていました。今回アルバムに収録されるということで、クレジットにはありませんがアルバムバージョンとなっています。ロックなアルバムだからそのままでも良かったような気もするけれど、ストリングスの音が強くなって、優しく、爽やかなアレンジになっています。
「皮膚呼吸」
呼吸というタイトルのフレーズからして、ある意味ではタイトルトラックのようなナンバー。
しっとりとしたドラムロールをバックに淡々と、エンドロールを進んでいきます。
その歌詞の内容から、メンバーがこれまでの活動を振り返っているようにも思えます。
自分の生活とも重ね合わせて聞いてみると、感慨深いものがありますね。
「重力と呼吸」全曲レビューまとめ
今回のアルバムは、どちらかというとメロディアスで壮大な”みんなが好きなミスチル”という曲よりも、メンバーたちがやりたい、かき鳴らしたいロックサウンドを全力でやっている曲が多いという印象です。人によって賛否両論だと思います。僕も正直もうちょっとポップな曲を聴きたかったなーというのが本音です。ですがそこはやはりミスチル、どの曲のクオリティが高く、何度も繰り返し聴きたくなるようなマジックがあります。これからたくさん聴きこんで、じっくりと楽しんでいきたいと思います!
CDショップで買った袋も、ニューアルバム仕様!
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